こんにちは。靴作る福岡の人NORIです。
今回は、タイトルにもあるようにTwitterでばずったある作品を同級生のTさんが見つけたことから、私に声をかけていただき、京都で開催された作品展に伺った時のことをお話ししします。
これは見なきゃ損というより、見て欲しいです。
本当は実際に見に行って欲しかったんですが、もうすでに終了してしまったので、ぜひこの記事で言った気分になってほしいです。次回開催される時は、なるべく早くお伝えできればと思います。京都市在住のようなので、次回も京都で開催されると思います。
それでは、よろしくお願いします。
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安居智博さんって誰でしょうか?
滋賀県出身の造形師です。
造形師?ここでは、フィギアや着ぐるみ、プロレスマスク、カミロボ等を制作されている方のことです。
ヤスイ工房を経営されています。
フィギュアの商品原型から
引用元:ヤスイ工房
CM・映画の美術造型まで幅広く制作しています。
いろいろ書きましたが、モノを作っている人という認識で問題ないと思います。
作品展「妄想リバーシブル」
それでは、作品展「妄想リバーシブル」の日時、場所、作品を見ていきましょう。
日時
2020/9/26(土)~2020/10/4(日) 11:00~18:00
私が伺ったのは、2020/9/27(日)の12時前から1時間程でした。ちなみに、常にお客様2~4人来ていました。その後も常にお客様が来る感じでした。(大盛況!!!)
場所
京都のGALLRY DAIMONでコンパクトな展示会場です。
二階もあります。白を基調とした室内で、京都感漂う木なども見え、ステキな空間でした。
詳しくは、こちらからどうぞ!
作品
作品を見ていきましょう。
まずは、2階に進みました。1階には、すでにお客様が2~4人いたので。
すると私が大好きなプラモデルのガンダムを見つけました!!これは興奮します。何を隠そうと、小学校の頃は、お小遣いを常にプラモデルに注いで常に何かしらのプラモデルを制作していました。(基本はガンダムで、戦車や戦艦なども制作していました。)あの頃の記憶が、すーーっとよみがえりました。
しかし、こんな色は見たことないなと思い近づいて見てみます。

私『ん?何かがコーティングされている?紙っぽいな。。』
と思っていると、展示品の説明を担当する女性の方が現れて、教えてくださいました。
女性『それは、和紙を丁寧に巻き付けているんですよ!』
そうなんです。これは、和紙を全身に巻き付けたものだそうです。「すごい!」の一言しかその時は出ませんでした。きれいに角が出ているし、キレイに貼れています。器用すぎます。やられているところを見てみたいです!
それにしても、和紙を巻き付けることでこんなにも温かみのある立体感が生まれるんだと思いました。また、中にプラモデルはないのでは?もはや別の作品だ!と思うほどでした。(笑)

プラモデルの横には、温かいお茶とお菓子、作品集(前回作品展分と今回作品展分です。今回作品展分は、1階で販売されていました。ちなみに、Tさんはサインもらってました。そして記念撮影♪)が置かれたテーブルがあったので、少し落ち着くことにしました。
すると、安居さん登場です。作品のことを聞いたりしながら、少し談笑しました。優しいほんわかオーラがある方で好きでした!靴を作っているとお話しすると興味を持っていただき、嬉しかったのを覚えています。
プロレスマスクなんかもありました。我流で制作したとのことで、すごすぎて言葉が出てきませんでした。

ここで注目したのが、ミシン目です。ミシンの目が豪快ですが、全体を見たときに全く違和感なく見れたことに感激しました。やはり、人間の目にはまずは色やデザインに目が行って、細かいところはうまく調和されるというか、気にならないというか、それがむしろよかったりとか、いろんなことを思わせてくれる作品でした。
ちなみに、プロレスマスクのミシンのスピードはすさまじいらしいです。(だだだだだだだだだだっーーーーーーーみたいな感じだそうです。この時点でプロレスが始まっているかのようです!)見てみたいですね!!

絵もありました。これはCGかな?いや、手書きかもしれません。ここでは、線について注目しました。線の太さによって、表現の幅がすごくひろがるなと感じました。そう言えば、学校の美術の授業で、線について先生が力説されていたのをふと思い出し、『なるほどな!』と少しわかったような気がしました。

さて、階段を降りて一階に戻ります。
ここには基本的に人形、CGエリアです。
シャボン玉の容器を24個細かく切って針金でつないだ全身が動くロボット
100円ショップで買ってきたミニサイズのぷかぷかアヒル10個を細かく切って針金でつないで全身が動く人形
などなど
身近にあるものを「やすいどめ(独自の針金の止め方)」で、関節の動きを再現した人形を多数造られています。展示の仕方もシンプルで一つ一つの作品に目が行きやすくよかったです。

それぞれズームアップで見ていきましょう。

右:100円ショップで買った初心者マーク

右:フエキどうぶつのりの容器

右:100円ショップで買ったぷかぷかアヒル


間:100円ショップで買った鬼のお面
右:森永ラムネの容器(ラムネ入り)
どうでしょうか??お好みの人形はありましたか??
これは、本当に直接みてほしいです。アイデアもすごいですが、どう切ったら人形のこの部分ができる等の考え方も素晴らしかったです。「私には真似できない、安居さんだからできる。そこもまた魅力の一つ。」そう思いました。
また、小さいころに作られていたカミロボ(紙で作ったロボット)も展示されていました。写真はありませんが、昔から造ることが好きだったんだと実感するとともに、そのころにはすでに「やすいどめ」ができていたことに驚きました!

最後にCG(Computer Graphics(コンピュータ・グラフィックス)の略です。)の作品です。
コンピュータを使って描かれた図形や画像のことを指します。また、映像にすることもできます。今回は、CG画像という作品です。
CGを使って作品を造るには、どんな経緯があったのだろうと思い質問してみました。なにか新しいことに挑戦しないといけないなと考えるようになってであったのがCGだったそうです。独学で学び、ここまで来たそうです。まだまだこれからでだそうで、今後がすごく楽しみです。
まとめ
Twitterでばずった安居智博作品展「妄想リバーシブル」in KYOTO
いかがでしたでしょうか?
個人的には、すごく楽しめたし、学べました!また、直接見に行くことができて本当に良かったと感じました。それは、作品を見ることだけでなく、作り手の思いやストーリーが雑誌やネットの記事で文字として見るのではなく、声として耳で聞けたことです。つまり、安居ワールドに引き込まれました!
また安居さんの挑戦する姿勢や興味を持つ心が、本当に素敵でした。こんな大人になりたいなと思うばかりでした!出会えてよかったです。
また、オンラインのつながりも素敵な面がたくさんありが、オフラインのつながりも素敵だなと素直に思いました。次回開催されるのであればまた伺います。そのころ、私は何県のどこにいるんでしょうか、それもまた楽しみですね。。。(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それではまた。

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