久々の投稿になりました。
めちゃくちゃさぼってました。申し訳ないです。
久しぶりにブログのアクセス数を確認しようとGoogleアナリティクスを開きました。少しづつですが、見ている方が増えていました。ありがとうございます。単純にうれしかった。なので、これからも頑張ります。というか、再開します。応援よろしくお願いします!
さて、今回の内容はタイトルにあるように「Saruwaka footwear College(サルワカ フットウェア カレッジ)」の説明会に行ってきたことについて書いていきます。
日時:2019年10月19日土曜日 10時30分〜13時
備考:2020年入学希望者の説明会に参加です。
その他の学校見学については、下のボダンからご覧になれます!
Saruwaka footwear Collegeとは
日本の靴産業の中心である浅草にある(株)ギルドが運営している「手製靴の学校」が、Saruwaka footwear Collegeです。
(株)ギルドは、ハンドソーン・ウェルテッド製法を使った手製靴ブランドのことです。
手製靴は、ミシンや漉き機(革の厚みを薄くする機械)以外の機械を使用せずに、人間の手で靴を作られた靴のことです。
この手製靴は、「学生の自由な発想・デザインを生かした幅広い靴作りを可能にすると考えている」みたいです。うん、その通りかもな、と思いました。
説明会参加に至るまで
革靴を作る職人になると決めて、自分は学校探しからはじめました。理由は、お金が程度溜まっていたこと(社会人約4年間の貯金)、基礎からちゃんと学びたいと思ったこと、未経験で雇ってくれるところはないだろうと思ったことからです。
まず、革靴好きの友達からの情報で知っていた学校、そうSaruwaka footwear Collegeをネットで検索しました。そこで資料請求をしました。なんせ、愛知県名古屋市に住んでいたので。届いた資料がこちらです。

他にも、学費、その他費用、学校説明会についての資料と申込書(メイキング体験コース、本科コース)が入っていました。ただ、今はメールにPDFを添付して送られてくるようになっているかもしれません。
資料を読み、説明会に参加してみたい!と思ったので、さっそくメールにて申し込みしました。余談ですが、電話でも申し込めます。しかし、(株)ギルドで職人として働かれている方が運営しているため、出れないことがあります。そのため、メールの方が、確実に連絡が取れますよ。メールが返ってきたら、説明会の日時を確定させます。この時、授業と設備見学の希望も聞かれるので、興味がある方は是非参加することをオススメします。ちなみに、自分は参加しました!
後は、東京と愛知の往復夜行バスを予約し、ホテルを、予約。もちろん一番安いやつです。笑
また、ネットで「革靴 職人 学校」みたいに検索すると神戸医療福祉専門学校三田校の整形靴科が出てきました。他にも色々でてきましたが、ここでは省略しますね。ほかの記事にて、書きますので。
説明会について
さて、いよいよ当日の説明会についてです。お待たせしました!笑
まずは当日の流れです。
- 9:45 浅草当校2階に集合
- 〜10:30 授業、設備見学
- 〜11:00 銀座にあるギルドへ移動
- 〜11:10 学校長/(株)ギルド 代表取締役山口千尋に挨拶、ギルド見学
- 〜13:00 説明会
- 13:05 解散
まずは場所です。
〒111-0032 東京都台東区浅草6丁目19−4
もちろん?5分前とは言わず、1時間前くらいに建物前に到着し、場所に間違いないことを確認。心配性なもので。笑
そこから、周辺をぶらっと散歩して、5分前に到着後、説明会担当の松本さんに挨拶。
二階は、トイレと事務所、休憩スペースがありました。また、過去卒業生の作品や、ギルドの靴等が飾られていました。
三階に上がると、教室になります。ミシンや漉き機、作成中の革靴、作業机が一人一つずつ用意されていました。授業が始まる前だったので、松本さんが生徒さんに話しかけてくれ、在校生との触れ合いが少しできました。(課題で作成中の革靴の説明などを簡単に教えてもらったりです)さて、授業が始まりました。今回は二年生の授業の様子でした。内容は、どこまで言っていいのかわからないので、書きません。申し訳ないですが、興味のある方は是非参加してみてください。ただ、こんなやり方してるんだ!って感じで興奮しましたよ私は!笑
さて、授業と設備見学が終わったので、説明会の会場に移動します。場所はギルドの二階でした。卒業展示会を一個前からここでしてるんですとのことでした。余談です。笑
地下鉄銀座線で浅草駅〜京橋駅間を移動して向かいました。(約30分ちょい)その間、松本さんとお話しすることができます。いろんな質問ができたりと時間に無駄がなく、よかったです。また、気兼ねなくお話しできる方だったなあという印象です。もちろん、松本さんもギルドの職人さんとして、お仕事をされている方ですので、いろんな話が聞けて楽しかったです。
ギルドの場所です。
i.d.e.m. & Guild Ginza Shop イデム&ギルド銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目3−3 東亜ビル1階
03-3563-1192
ギルドに着くと、当たり前ですが革靴がずらりと並んでました。すごすぎて、言葉を失いました。何がすごいって、それぞれ違った魅力が詰まっていて、手製靴への思いがドンっとぶつかってくるような感じです。
奥に進むとガラス張りの作業スペースがあります。そこにいました。山口千尋さん!作業中でしたが、ほんの少しの間、手を止めていただき挨拶させていただきました。緊張したなあ。笑ほんとはもっとお話しできる予定だったみたいですが、お客様が来ることと、授業と設備見学が長引いた関係で、挨拶だけとなってしまいました。しかたないですね。
さて、ギルドの二階に到着しました。窓から心地よい光が入ってくる中、説明会スタートです。
頂いていた資料を元に細かく説明してもらえるという感じでした。簡単ですが、説明しておきます。詳しくは、サイトの方を確認してください。
まず、本科コース(二年制)とメイキング体験コースがあります。今回は本科コースのみ説明します。自分が説明受けた方です。
資格等は必要なく、面接選考にて選抜されます。面接では、志望動機や学費の支払い等のことを聞かれるとのことでした。(最終確認で相互の確認みたいな感じですね)週三日は授業、週三日は自習、火曜日はお休みという流れで一週間過ごす感じです。一年生が授業の時は二年生が自習で、二年生が授業の時は一年生が自習という感じでした。また、授業時間は10:00〜16:00で、長期休み(春、夏、冬※春は一年生のみ)もありました。
授業は靴作りだけではなく、工具メンテナンスや、基礎解剖学、修理など幅広くやられていました。また、作る靴の種類はその年ごとに少しずつ変えているとのことで、足数もその兼ね合いで変わることがあるとのことでした。
ここで、ちょっとメモしていたことを書いておきます。少ししかないので、読み飛ばしてオッケーです。笑
- ハンマー等の工具は、買ってきたままの状態では使えない
- 木型は木のブロックから削っていく
- 基礎解剖学は二日間しかないが、外部の詳しい方を呼んでの授業で面白い
読んでくれた方、ありがとう!笑
靴作りの工程は、見本があり、非常にわかりやすかったです。後、特別にギルドが保有している貴重な革を見せていただきました。見ただけですよ。触りたかったけど。高級な物もあったようですが、自分には分からず。笑
説明会が終わり、自分の相談タイムとなりました。ありがとうございました。考えた方がいいことはこれだよってアドバイスをいただいたので書いておきます。
- なぜ靴?
- 何がピンっときた?
- どうなりたいか?
うん、仰る通り。分かっていても、本物の職人さんに言われることで、さらに深く考えさせられますよね。
最後にお金のことなんですが、最低でも250万くらいはかかるようでした。自ら作る足数によって、材料代や必要な道具が増えるとなるともっとかかる感じでしたね。それにプラスして、生活もしないといけません。東京で2年間となると、、、いくらかかるんでしょうね。笑
ちなみに、現在通っている神戸医療福祉専門学校三田校(以下、三田校)の整形靴科に2名ほど、Saruwaka footwear Collegeに見学していたようです。その方々も私と同じく、三田校への進学を決めたようで、現在クラスメイトです。
まとめ
Saruwaka footwear Collegeに通うことのメリットとして、
- 現役の職人(ギルドの職人)が先生
- 木型を作るところから学べる
- 黙々と作業ができる
- 高い技術が学べる
があるのかなと感じました。デメリットは、やっぱりお金ですかね。しかし、国民生活金融公庫の教育ローン対象校となっているようなので、相談してみるのはありですね。
あと、この学校を卒業されている方で教室をされている方もいるようです。福岡で一人知っています。ご興味ある方、コメントいただければと思います。
とりあえず、今回は保留という結果になりました。まだ、あと三校の説明会、見学が残っているので。比較材料として、残り三校回っていきます。それでは。
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