こんにちは。靴作り専門学生のNORIです。
革靴を好きになってから、Twitterである情報を入手しました。それが「レザーソムリエの皮革講座」です。見つけた瞬間、これはなんだ?!と思ってサイトに飛ぶと、何やら面白そうな予感しかしません。しかも無料!
革製品は好きだけど、ケアしたことない人やケアしたいけどやり方がわからない人から、実際にケアをすでにしてる人などなど、たくさんの人に知ってほしいと思った情報です。
と言うことで、参加の申し込みを完了させて当日を待つことに。
日時:2018年10月14日日曜日 13:00~15:30
レザーソムリエとは
一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)が、2017年よりスタートさせたレザーソムリエ資格試験に合格した人のことです。つまり、
レザーソムリエ:「レザーソムリエ資格試験の合格者」=「皮革や革製品について一定の知識を有する方」
となる認識でOKです。
合格すると、認定証(認定カード)、認定証書(賞状形式)、レザーソムリエ認定バッジが授与されます。
また、現在(2020年4月16日)においては、皮革の初心者を対象にしているため、レザーソムリエ初級の資格しか存在してません。今後、中級者、上級者向けの試験資格制度を設けることも検討されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
皮革講座について
会場に着くと、50人以上の方がすでにいました。到着がぎりぎりで。(笑)
あ、自分は愛知県に在住していたので会場は、TKP名古屋駅前カンファレンスセンターでした。
空いている席に座ると、すぐに皮革講座が始まりました。
また、内容は以下の流れで進められていきました。
- 資料の確認
- 資格試験の案内
- 座学(知識を習得)
- 実習(革に触れる)
では少し細かく見ていきましょう。
まずは「資料の確認」です。

講座に使用する資料(左上)、試験の案内(右上)、ケア方法の資料×2(残り)があることを確認します。
次に、「資格試験の案内」がありました。
試験会場が大阪と東京にしかなく、受験料も5000を超える額でした。公式のテキストがあり、その中から全50問の試験内容です。公式のテキストを買わなくても、講座の内容を理解してれば、受かる内容になっているとは言っていました。自分はこの時、受験は断念したため本当かどうかはわかりませんが。(笑)
最新の情報はこちらから確認してくださいね。
さて、いよいよ「座学タイム」です。
皮革は食肉の副産物ですよというところから、そもそも「革」とは?「革」と「皮」は何がどう違う?「なめし」とは?皮革の始まりなどなど、盛りだくさんの内容が用意されていました。
最後は、「実習タイム」です。
講座を受講している人を4分割してあらかじめ用意されていた4テーブルにて、革に触れることを許されました。(笑)1テーブルごとに特徴のある革があり、実際に目で見て触って体感できます。また、革の種類、仕上げ方法や特徴の説明も行ってくれるので、さらに理解が深まります。写真も撮ってもよし、質問してもよしな感じで雰囲気もよかったです。
それでは、撮った写真を見ていきましょう。




まだまだあるよ!革を見て、感じて!





終わりです。どうでしたか?革といえどたくさんの種類の革がありますね。最高です!(笑)
こんな感じで皮革講座は、終了しました。終わった後、軽く名刺交換などされている方もいたので、皮革業界の方も結構参加されていたようです。また、帰り口にて公式テキストの販売もされていました。この時は、初級編しかありませんでしたが、中級編も現在あるようです。
まとめ
今回、印象に残った言葉があります。それは、「革は五感で感じるものです。」!!
五感というと、視・聴・嗅・味・触の五つの感覚のことですね。ん~~、奥が深いです。
また、革について勉強できる機会が設けられていることに関して、シンプルにうれしく思いました。
タイトルにもあるように「一生ものを育て、子供へ引き継ぐ」ことは、憧れだけでは難しい。やはり、革製品の知識を深めることも大切だと感じました。自分だけの自分にしか出せない味(革の経年変化)を出したいものですね!2020年はコロナで家にいることが増えていますが、革に向き合う時間ができることが少しでもあればいいな~なんて勝手に思っています。
最後は、その日の帰りに打ち上げ後のシューサークルでお別れです。それでは。

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